18日付のイタリア紙コリエレ・デロ・スポルトは名門ACミランと交渉中の日本代表MF本田圭佑(27)について「本田はお金を持ってくる」と見出しを打ち、19日にもモスクワで予定されている本田の代理人とCSKA側の移籍金交渉の席で「ミランは200万ユーロ(約2億6000万円)をクラブ側が出す。足りない部分は(本田側の)スポンサーが保証する」と伝えた。同紙は本田加入でミランのイメージと経済効果がアップするとし「技術的な補強であるだけでなく、ミランに年間700万ユーロ(約9億1000万円)の収益を生む」とも伝えた。一方でガゼッタ・デロ・スポルトは本田とポジションのかぶる司令塔を含むFWは現時点でだれも移籍する気配がないと、人員の問題が本田の移籍交渉に悪影響を与える可能性を伝えている。(西村明美通信員)