[ 2014年2月14日21時16分 ]公式練習に臨んだ村上(撮影・井上学)

 19日(日本時間20日未明)のフィギュアスケート女子ショートプログラム(SP)に向け、村上佳菜子(中京大)が14日、ソチ入り後初練習に臨んだ。

 練習リンクで滑り「今回は(試合前に)追い詰められていない。ここまでリラックスしているのは初めて」と笑顔を見せた。

 フリーの音楽をかけた調整でステップや振り付けを入念に確認し、練習後半に得意の2連続3回転ジャンプを成功させた。

 1月の四大陸選手権で右足首痛を抱えながら初優勝したことが自信になったそうで「不安の中であそこまでできると確信できた」と勢いづく。

 1992年アルベールビル冬季五輪で女子の伊藤みどりを銀メダルに導いた山田満知子コーチは、恩田美栄を指導した2002年ソルトレークシティー五輪以来の舞台。「五輪は世界のお祭り。佳菜子らしく楽しんで終われれば」とリラックスした表情で話した。