[ 2014年2月12日19時50分 ]複合ノーマルヒル前半飛躍で大ジャンプを見せた渡部暁(撮影・井上学)<ソチ五輪:ノルディック複合>◇12日◇個人ノーマルヒル

 3度目の五輪で初のメダルを目指す渡部暁斗(25=北野建設)が前半のジャンプで2位につけた。

 今季W杯で5度表彰台に上がった渡部暁は、この日もうまく風をつかみ130・0点をマーク、首位と6秒差、3位とは21秒差で後半距離をスタートすることになり、94年リレハンメル五輪銀の河野孝典さん以来の複合個人でのメダル獲得に期待が持てる。

 加藤大平(29=サッポロノルディックク)は124・1点で4位、渡部善斗(22=早大)は122・4点で10位、永井秀昭(30=岐阜日野自動車)119・6点で14位につけ後半の距離10キロにのぞむ。

 後半距離はこのあと日本時間午後9時30分スタートする。