[ 2014年2月21日9時35分

 紙面から ]県民栄誉賞授与式のため新潟県庁を訪れた平野

 新潟県は20日、ソチ五輪スノーボード・ハーフパイプ(HP)で銀メダルに輝いた同県出身の平野歩夢(15)に県民栄誉賞を贈った。県庁で開かれた授与式で、平野は「今まで応援してくれた人たちに、自分らしい滑りを見せることができて良かった」と笑みを浮かべた。表彰状を手渡した泉田裕彦知事から足のけがについて聞かれると「まだ痛い。ソチでは痛み止めを使っていた」と明かした。地元に戻っても取材が続いているといい「休みがなく疲れが取れていないので、久しぶりにゆっくりしたい」と話した。県庁には市民ら約300人が集まり、大きな拍手と声援を送った。平野は「思った以上に地元が盛り上がっていて、びっくりした」とはにかんだ。