<第89回箱根駅伝>◇3日◇復路◇箱根-東京(5区間109・9キロ)

 V候補筆頭で臨んだ駒大が、遅まきながら最後に底力を発揮した。主役は区間賞を獲得した4年生トリオだった。

 4区の不振から往路9位で仕切り直しの復路は、6区千葉健太(4年)が弾みを付けた。大学生活の4度全てで山下りを走り、これが3度目の区間賞でスペシャリストの面目躍如。自ら持つ区間記録に4秒と迫り「区間新を狙っていたのでタイムには満足していませんが、チームに勢いをつけられて良かった」と話した。9区の上野渉(4年)も「オレたちが巻き返すんだ、というモチベーションで全員が臨んだはず」と覚悟を決め、3度目の箱根で初の名誉。10区のアンカー後藤田健介(4年)もチームの3位をキープしたまま、区間賞をゲット。大八木光明監督(54)も「何とかメンツは保てました」とホットした表情を浮かべていた。