連覇を狙う青学大が2年連続の往路優勝を果たした。

 1区で久保田和真(4年=九州学院)がトップに立つと、そのまま一度も首位を譲ることなく箱根・芦ノ湖のゴールへ飛び込んだ。

 一度も首位を譲らない完全Vは早大以来23年ぶり。

 5時間25分55秒で2位東洋大に3分4秒差をつけた。

 足の状態が心配された5区の神野大地(4年=中京大中京)も力走。リードをグングン広げた。

 原晋監督は「本当に嬉しく思います。プレッシャーを日々感じていましたが、学生が勢いある走りをしてくれました。まずはひと安心です。明日の復路は山下りを1年生(小野田勇次)が走ります。彼がしっかり下ってくれればあとは上級生がいるので」と連覇へ自信をみせていた。