日本陸連は4日、世界選手権(8月・ロンドン)代表選考会を兼ねた日本選手権50キロ競歩(16日・石川県輪島市)のエントリー選手として、リオデジャネイロ五輪銅メダリストの荒井広宙、2015年世界選手権3位の谷井孝行(ともに自衛隊)ら29人を発表した。

 リオ五輪代表の森岡紘一朗(富士通)、日本記録保持者の山崎勇喜(自衛隊)、20キロで代表入りを決めている高橋英輝(富士通)も出場予定。代表枠は最大3で、日本陸連が定めた3時間44分38秒の派遣設定記録に到達し、優勝した選手は自動的に代表となる。昨年10月の全日本高畠大会覇者の小林快(ビックカメラ)は既に決まっている。