3連覇を果たした女子七種競技のヘンプヒル恵は昨年大会でマークした自己記録を25点塗り替えたが、日本記録には55点及ばなかった。

 「悔しい。投てき種目が足を引っ張った。ちょっとのミスが最後に響くのを痛感した」と唇をかんだ。

 7月上旬にインドで行われるアジア選手権代表に選ばれている。優勝すれば世界選手権の参加標準記録突破と同等の資格を得られる。

 「6000点を超えないと優勝できない。走り幅跳びも200メートルももっといける。もう一段階レベルアップしたい」と意欲を隠さなかった。