日本陸連は26日、堺市内で理事会を開き、8月4日開幕の世界選手権ロンドン大会の代表選手19人とリレー候補選手4人を発表した。

 男子短距離で初出場を決めた多田修平(21=関学大)は100メートルでの準決勝進出を目標に掲げた。日本選手権はリオ五輪代表勢を上回る10秒16の2着。10日に追い風参考ながら9秒94を記録した新星は「注目されるのは非常にうれしい。代表に選んでいただいてありがたいし、準決勝に進めるように頑張る」と言い切った。次戦は30日からの西日本学生陸上対校で「疲労はあるけれど、しっかり走りたい」と意気込んだ。