サニブラウン・ハキーム(18=東京陸協)が、世界選手権男子200メートルの史上最年少ファイナリストとなった。準決勝で20秒43の2着となり、日本人では03年大会で銅メダルを獲得した末続慎吾以来14年ぶりの決勝進出を果たした。

 男子400メートル障害で3位に入ったリオデジャネイロ五輪覇者で31歳のクレメント(米国)が、サニブラウンの米フロリダ大進学を後押ししたことを明らかにした。同大学時代に400メートルの室内世界新記録をマークするなど、成長した経験から「素晴らしい環境で、いずれプロ選手になるとしても賢明な選択。いい大学だと勧めた」と話した。