防府読売マラソン(17日・山口県防府市陸上競技場発着)に出場する有力選手が16日、防府市内のホテルで記者会見し、今夏の世界選手権代表の川内優輝(埼玉県庁)は「一昨年、昨年と優勝を逃し、悔しい思いをしている。今度こそ」と、3年ぶりの優勝を目標に掲げた。

 若手で注目される23歳の一色恭志(GMOアスリーツ)は、3月のびわ湖毎日マラソンで途中棄権しており、「今後につながるいいイメージを持って走りたい。(マラソンの)大先輩である川内さんの胸を借りるつもりで走る」と話した。2012年ロンドン五輪代表の藤原新(富山陸協)は故障のため欠場が発表された。