陸上の実業団女子駅伝のデンソーは11日、全国高校駅伝の女子で諫早高(長崎)を2度の優勝に導いた同校元監督の松元利弘氏(61)が、4月から監督に就任すると発表した。

 同氏は昨年3月に定年退職後、デンソーの技術顧問を務めていた。若松誠監督は総監督に就く。

 松元氏は通算30年にわたって諫早高を指導し、全国高校駅伝の女子で2001年と04年に優勝。デンソーは15年の全日本実業団女子駅伝で3連覇を達成後、16年は11位、17年は13位と低迷しており、新体制で再起を図る。