陸上男子短距離の多田修平(21=関学大)が11日、京都・西京極陸上競技場で行われた関西学生対校選手権100メートルで55大会ぶりの4連覇を達成した。タイムは準決勝10秒26(追い風1・7メートル)、決勝10秒30(向かい風1・5メートル)と低調。63年の浅井浄(関学大)以来となる4連覇にも「まだまだスタートがダメ」と表情はさえなかった。

 次戦は桐生祥秀、山県亮太らも集うセイコー・ゴールデングランプリ大阪(20日、ヤンマースタジアム長居)となり、「ガトリン選手を倒すつもりで臨みたい」と米国の世界王者を意識した。