世界最高峰シリーズ「ワールド・マラソン・メジャーズ」のシカゴ・マラソン(7日)に出場する大迫傑(27=ナイキ)が自信を口にした。

5日に取材に応じた大迫は「いい練習ができている。(昨年12月の)福岡よりも状態は上がっている。力はついてきた」と、すごみさえ感じるほどの落ち着いた口調で話した。

早大時代の恩師である住友電工監督の渡辺康幸氏が「出して当然」と話すなど日本記録更新が期待されるが、本人は「気象条件次第だし、自分ではどうしようもない」。日本新なら日本実業団連合から贈られる報奨金1億円について「お金は欲しいかと聞かれれば、欲しい」と言いながらも「今回は勝負。これだけのメンバーに、どこまでついていけるか楽しみ」と話していた。