国際陸連が2021年以降の国際大会で実施する競歩の種目について、50キロを30キロに、20キロを10キロに短縮する方向で検討していることが26日、関係者への取材で分かった。

各国・地域の陸連の担当者に検討内容の通知があったという。15、17年世界選手権、16年リオ五輪と日本がメダルを獲得した50キロ競歩は、以前から国際オリンピック委員会から4時間近い競技時間の長さや若者の関心の低さを問題視されていた。以前は代替案として男女混合リレーが有力候補だったが、現在は距離を短縮する方向になっているという。