青学大OBの橋本崚(25=GMOアスリーツ)が総合5位、日本人2位となる2時間9分29秒で20年東京オリンピック(五輪)代表選考会「マラソン・グランド・チャンピオンシップ(MGC)」(9月15日)を獲得した。

青学大の原晋監督(51)は「よかった。うれしいね」と声を弾ませた。在学中の橋本はけがに苦しんでいた。「腐らずに努力した結果」とたたえ、GMOの関係者が直接、応援に訪れた中、結果を残した教え子の活躍を喜んだ。

箱根駅伝には出場できなかった橋本が、青学大OBでは初となるMGCの権利獲得者となった。青学勢にとって「今後の弾みになりますよ。いい流れができた」。今後、東京マラソン(来月3日)などでMGCの切符を狙う藤川、渡辺、神野、一色、下田らOBが橋本に続くことを期待した。