男子100メートルで、小池祐貴(24=住友電工)は追い風0・7メートルの条件だった予選1組で10秒31の6着だった。予選敗退となった。

16年リオデジャネイロ五輪銅メダルのアンドレ・デグラッセ(カナダ)、同五輪5位のアカニ・シンビネ(南アフリカ)らと同じレース。6レーンの小池はスタートから前に出られず、中盤以降も伸びに欠いた。先月20日のダイヤモンドリーグ・ロンドン大会で日本人3人目の9秒台となる9秒98を出して以来、初のレースで記録への期待が高まっていた。小池も決勝に進み、4位以上を目指していたが、今回は不発だった。

小池は「1歩目、スタートから失敗してしまったので、いいところが出せなかった。全然、満足できる結果ではない。世界選手権に向けて、コンディショニングミスがないように頑張りたい」と振り返った。