新潟市開催の陸上日本選手権(10月1~3日、デンカビッグスワンスタジアム)で新潟アルビレックスランニングクラブ(RC)のメンバーが活躍を誓っている。

男子走り高跳びの県記録2メートル25の保持者、長谷川直人(23)はマイナーチェンジをして大舞台に臨む。

これまでスピードに乗った助走から跳躍に入っていたがスピードを抑え、踏み切りに力を込めることを意識。「練習では2メートル30を跳べるようになった」。80キロのバーベルを担ぎ、踏み切りのイメージトレーニングをするなど工夫を重ねてきた。

全日本実業団(20日)では2メートル19で3位。同い年の真野友博(九電工)が日本歴代4位の2メートル31で優勝した。「その記録を意識している」。ライバルへの対抗心が原動力になる。

◆長谷川直人(はせがわ・なおと)1996年(平8)11月15日生まれ、新潟市出身。新発田中央高で走り高跳びを始め、3年時全国高校総体、国体に出場。新潟医療福祉大では17年日本選手権3位、日本学生個人選手権優勝、18年インカレ優勝。178センチ、66キロ。