男子100メートル予選は、山県亮太(28=セイコー)が全体トップの10秒29で決勝に進出を決めた。

追い風1・0メートルの予選3組で1着。鋭い加速で一気に前に出て、他を圧倒。2着の小池祐貴(25=住友電工)に0秒07差で、そのまま逃げ切る姿は、再起を予感させた。タイム自体は平凡だが、昨夜から降り続く雨で空気は重たく、肌寒い。記録は出にくいコンディションになっている。

桐生祥秀(25=日本生命)は追い風0・6メートルだった予選1組で10秒36、多田修平(24=住友電工)は追い風0・9メートルだった予選2組で10秒41。ともに1着で午後3時45分からの決勝進出を決めた。