優勝候補・仙台育英(宮城)の主将兼エース、米沢奈々香(3年)が最長6キロの1区を独走。区間新18分52秒(05年新谷仁美)には及ばなかったが、19分15秒で2区へたすきを渡した。

米沢は今季、1500メートル、3000メートル、5000メートル自己ベストを塗り替え、12月の5000メートル記録会では高校歴代6位の15分31秒33を刻むなど絶好調。「日本人最速」の称号を得て、先陣を切り、18分台へ“あと1歩”の快走を見せた。