仙台育英が1時間7分16秒で2年ぶり5度目の優勝を果たした。

1区(6キロ)の米沢奈々香が19分15秒の好タイムで区間賞を獲得し、2位と30秒差をつける。2区(4・0975キロ)の杉森心音(2年)も米沢の勢いをさらに加速させて、第2中継所で2位に56秒差と、さらにリードを広げた。3区(3キロ)の山中菜摘(3年)も2位に1分15秒差でタスキリレー。4区(3キロ)の渡辺来愛(くれあ)、5区(5キロ)の須郷柚菜の1年生コンビも好走し、頂点に立った。

釜石慶太監督は「1、2、3区の主力の選手が言い流れを作ってくれた。4、5区の1年生も伸び伸び走れた。震災10年の節目の中、みなさなの支えの中、この場に立たせてもらった」と喜んだ。アンカーの1年生須郷は「1区からみんなが良い流れをつくってくれた」とチームメートに感謝した。