日本陸連は12日、大阪市内で理事会を開き、再延期が決定した9月のアジア大会(中国・杭州)のマラソン代表の内定を解除して、再選考を行うことを承認した。

対象選手は以下の通り。

◇男子

細谷恭平(黒崎播磨)

山下一貴(三菱重工)

其田健也(JR東日本※補欠)

◇女子

上杉真穂(スターツ)

安藤友香(ワコール)

松下菜摘(天満屋)

 

解除の理由について、現時点で延期後の開催期日が決定しておらず、大会への調整など選手に負担をかけないためと説明した。23年世界選手権(ブダペスト)、24年パリオリンピック(五輪)の選考方針が決まった中、各選手が重視する競技会への出場意思を尊重する。

アジア大会開催期日の決定後、改めて選考要項を作成して再選考を行う。