世界選手権オレゴン大会が開幕した。日本勢のトップバッターとして、男子走り高跳び予選に出場した真野友博(九電工)が2メートル28を跳び、第4日(日本時間18日9時45分)の決勝に進出した。

過去の世界選手権での日本勢では、最高の記録だった。決勝進出も日本勢では初となった。

2メートル28を成功させると、雄たけびとガッツポーズ。「それまで失敗が続いたので、柄にもなく叫んでましたね。(過去の日本勢最高記録は)知っていたけど、予選突破しか考えていなかった。決勝でも自分の跳躍をしたい」と話した。

赤松諒一(アワーズ)は、2メートル21で予選突破はならなかった。

海外勢では東京オリンピック(五輪)で史上初となる、2人同時に金メダルを獲得したムタズエサ・バルシム(カタール)とジャンマルコ・タンベリ(イタリア)が登場し、ともに予選を突破した。