福島県・増子陽太(鏡石中3年)が、8分11秒12で3位に入り、3000メートルの日本中学新記録を打ち立てた。

少年男子B3000メートル(中学3年、高校1年)決勝に出場。優勝した千葉県・鈴木琉胤(るい、八千代松陰1年)、2位の長野県・浜口大和(佐久長聖1年)に続いて、中学生トップでフィニッシュ。自身が8月にマークした8分15秒04の日本記録を4秒近く更新した。

日本記録を塗り替えた増子は「高校生と一緒にレースをでき、全力をぶつけることができた。負けたことは悔しいですけど、日本記録も出て、いい点もあったので、うれしさ半分、悔しさ半分というレースでした」と振り返った。次は5000メートルに照準を合わせる。「次は県の記録会で5000メートルがあるんですけど、それで適応できたら、石田洸介さん(現東洋大2年)の日本記録(14分32秒44)を破って、日本記録を2個持つことが目標です」と意気込んだ。