学生3大駅伝の第2戦、全日本大学駅伝は6日に号砲が鳴る。熱田神宮西門前～伊勢神宮内宮宇治橋前（8区間106・8キロ）を巡る争いを翌日に控えた5日、名古屋市内で会見が開かれ、優勝候補筆頭の駒大の大八木弘明監督は「チーム状況は良い方にきてます。ミスさえしなければ80～90（％）までいけるかな」と優勝確率を説いた。

4日に発表された区間エントリーでは優勝候補筆頭の駒大は、エースの田沢廉（4年）を昨年に続き7区、スーパールーキーの佐藤圭汰（1年）を2区に配置した。第1戦、10月の出雲駅伝を完勝し、歴代最多14度も栄冠を手にし、3連覇がかかる伊勢路になる。

出雲では体調不良だった田沢も不安がなく、同監督は「前半を含めて上位でいって、後半にしっかり上げていければ。後半はある程度自信持ちながらレースを進めたい」と絶大な信頼を置いた。

大会は全国8地区の代表25校と日本学連選抜、東海学連選抜の計27チームで争われる。6日朝に選手と補員が交代するメンバー変更が3人まで認められている。スタートは午前8時5分になる。