青山学院大(青学大)は連覇を逃し、総合3位に終わった。優勝した駒大からは7分15秒遅れた。

6区の西川魁星(4年)が1時間3分23秒でまさかの区間最下位に沈む誤算。9区で岸本大紀(4年)が1時間7分27秒(23・1キロ)で走り切り、2年連続で区間賞を獲得。王者の意地で3位まで順位を戻したが、ここまでだった。

原晋監督のコメントは以下の通り。

「人生いろいろ、箱根もいろいろ。いろんなことが起こりますよ。だから学生スポーツは面白いんですよ。もはやチーム内で1万メートル28分台が10人なんて当たり前、登録メンバー16人なんて当たり前、その中でも27分台を往路2人、復路1人、確実におかないと優勝できない。さらに山登り、山下り対策を1年かけないといけない。

自ら律する自律のチームをつくらないといけない。それが過渡期の大会でもあったと思う。元のようなパワー型の指導スタイルには傾斜したくない。学生スポーツは自ら考え、行動することが本来のスタイル。

ピース大作戦は山登りと山下りの2つのピースがはハマりませんでした。残念でした。次はワンピースになれるように頑張っていこうと思います」

 

日本テレビでの原監督のフラッシュインタビューは以下の通り。

-今の気持ち

原監督 当初予定していた山登り、山下りがはまりませんでした。補欠の選手も期待していたが、きちんと仕上げることができなかった私の責任です。

-3位の結果は

原監督 総合力はしっかり力もっていましたから上位にはこれましたが、もはや青学は3番で終わるチームではない、喜べるチームではない。私も学生たちも思っている。この結果を真摯(しんし)に受け止めて来年リベンジできるように私自身も心を入れ替えていきたいと思っています。

【箱根駅伝 復路ライブ速報】はこちら>>