岡山が過去最高の5位でゴールテープを切った(これまでの最高は7位)。

アンカーを務めた岡本雄大(サンベルクス)は「5位で悔しさもあるが、できる限りの最高です」と喜んだ。昨年末から続く「岡山旋風」の勢いを示した。

昨年12月の全国高校駅伝男子を制した倉敷高の優勝メンバー3人が入った岡山は、1区(7キロ)の桑田駿介(倉敷2年)が区間4位で流れを引き寄せた。

3区(8・5キロ)を担った倉敷高OBの東海大・石原翔太郎(3年)も区間10位と食らいつき、4区(5キロ)の檜垣蒼(倉敷2年)は区間6位タイ、5区(8・5キロ)の南坂柚汰(倉敷3年)は区間4位タイと好走。倉敷勢が力を発揮し、常時1桁順位でレースを進めた。

岡山は15日の都道府県対抗女子駅伝で中学生区間の3区(3キロ)で、ドルーリー朱瑛里(津山・鶴山中3年)が区間新記録を樹立。驚異の17人抜きを披露し、話題を集めた。

さらに同日には、米国で行われたヒューストンマラソンで新谷仁美(34=積水化学)が、女子マラソン日本歴代2位の2時間19分24秒をマークした。

岡山勢の活躍は陸上だけにとどまらない。

昨年12月には若手漫才師が競うM-1で、岡山・津山市出身のウエストランドが優勝。サッカーの全国高校選手権でも岡山学芸館が初優勝を果たしている。

【都道府県対抗男子駅伝 ライブ速報】はこちら>>