セイコーグループ株式会社は29日、陸上の男子ハードルの豊田兼(20=慶大)とサポート契約を締結したことを発表した。男子100メートルの日本記録保持者で慶大の先輩にあたる山縣亮太らと同じく、「Team Seiko」の一員となる。
同社を通じ、コメントを発表。「今回、憧れだったOB山縣亮太選手と同じTeam Seikoの一員となることができ、とてもうれしいですし、また同時に身が引き締まります。支えてくださる全ての方への感謝の気持ちを忘れずに、世界で戦っていけるよう頑張ります」と決意を込めた。
豊田は身長195センチの大型ハードラーで、110メートル障害、400メートル障害の2種目に取り組んでいる。110メートル障害では今夏のFISUワールドユニバーシティゲームズで世界一となり、日本歴代6位となる13秒29の自己記録を保持。400メートル障害でも9月の日本学生対校選手権(日本インカレ)を48秒91で制している。