史上初の2度目の3冠へ、最後は主将が締めた。

最終6区(10・2キロ)は首位でタスキを受け取った駒澤大の鈴木芽吹(4年)が力強い走りをみせた。2位創価大との39秒差を守るのではなく、攻めるように飛ばした。

相手は史上5校目の3冠を達成した昨年の「最強チーム」だった。田澤廉を擁して樹立した大会新記録の2時間8分22秒。それを上回ることが、新世代の目標だった。1区から一度も先頭を譲ることなく、鈴木が腕を掲げてゴール。2時間7分51秒で見事に新記録を作った。

「勝ちに来たので勝てて良かった。2年連続3冠はありますが、去年のチームを超えるのがテーマ。大会記録を出せたことはこれからにつながる」。優勝チームインタビューで胸を張った。

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