海外勢が世界記録を上回るペースで飛ばす中、25キロ過ぎにペースメーカーが全員いなくなった。

まず、3人いたペースメーカーのうち1人が、あまりのハイペースの影響か、15キロ手前で不在に。その後も次々に脱落していった。

今大会は、30キロまでペースメーカーがつく予定だった。

パリ五輪で3大会連続金メダルを狙うエリウド・キプチョゲ(ケニア)も、20キロ付近で先頭集団から遅れた。17キロ付近で1キロ2分50秒というハイペースで進み、30キロ付近でも世界記録を上回る展開。現在の男子マラソンの世界記録は、ケルビン・キプタム(ケニア)が昨年10月のシカゴマラソンでマークした2時間0分35秒(キプタムさんは今年2月に交通事故で死去)。

日本のレースで世界新が生まれると、81年福岡国際マラソンでドキャステラ(オーストラリア)が2時間8分18秒で優勝して以来43年ぶりとなる。

◆パリ五輪への道 男女マラソン代表は各3枠。男子は昨年10月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)1位の小山直城、同2位の赤崎暁が決定。残り1枠は、東京マラソンで設定記録(2時間5分50秒)を突破した最上位選手が内定する。突破者不在の場合は、MGC3位の大迫傑が代表決定。女子は10日の名古屋ウィメンズマラソンが最終選考会となっており、東京マラソンは対象大会ではない。

【東京マラソン】パリ五輪男子ラスト枠決着へ 鈴木健吾&其田健也らが挑む/速報>>