<陸上:静岡国際兼世界選手権代表選考会>◇3日◇静岡県・小笠山総合運動公園エコパスタジアム

 男子800メートルは横田真人(23=富士通)が1分46秒85の大会新で優勝した。自身の日本記録に0・69秒と迫る好タイムだったが、1分45秒台を狙っていただけに反省ばかりが口をついて出た。「昨年から課題はラスト50メートルくらいの失速でした。この冬もそこを課題としてやってきましたが、成果が出ていません」。だが、臀部(でんぶ)とハムストリングの筋肉の使い方に問題があったかもしれないと気がついたという。次戦のゴールデングランプリ川崎ではそこを改善して再度、日本人初の1分45秒台に挑戦する。