バスケットボール日本代表の渡辺雄太(サンズ)が多くの来場者に感謝した。

28日、X(旧ツイッター)を更新。「昨日の雰囲気最高でした 急遽チケット買ってきてくださって、席埋めてくれた方々に本当に感謝です。もちろんもともとチケット持ってた方や、ドイツ戦空席が目立った中でも一生懸命応援してくれてた方々みなさんもです。次戦もお願いします」とつづった。

バスケットボール男子W杯に出場中の日本(世界ランキング36位)は27日のフィンランド(同24位)戦を98-88と大逆転で勝利し、歴史を塗り替えた。

試合前には「空席問題」が話題となり、チケットが急きょ追加販売された。その結果、27日は7374人が来場。スタンド中央付近の一角に空席が目立った25日のドイツ戦は6397人で、977人増えた。

26日深夜、X(旧ツイッター)でチケットが再販売中であることを知らされた日本代表の渡辺雄太(サンズ)は、その投稿を引用する形で「おー!!」と反応していた。

25日の開幕戦、日本-ドイツの試合も購入サイトでは完売と表示されていたが、スタンド中央付近の良席に空席が目立っていた。試合直後に日本代表のトム・ホーバス監督が「満席と聞いたんですが、あれは満席じゃない」と疑問を投げかけ、渡辺も翌日「ほんとに来たい人に売ってあげるべき」などと投稿していた。

国際連盟はその後、空席があった席は「団体より購入された座席」としたうえで、「現在この件について調査を行っており、以降の試合において同様事案がなきよう、最善を尽くしてまいります」と声明を出していた。