サッカーのJリーグ初代チェアマン、日本サッカー協会元会長(キャプテン)で、元日本バスケットボール協会会長の川淵三郎氏(86)がオーストラリアとの大一番に挑むバスケットボール日本代表にエールを送った。

29日、X(旧ツイッター)を更新。バスケットボールのワールドカップ(W杯)の会場沖縄アリーナのある沖縄市の桑江朝千夫市長と会食したことを報告した。

「日本一の沖縄アリーナを創っていただいた桑江沖縄市長にお昼ごはんをご馳走になった。このアリーナのお陰で日本でのW杯開催が可能になり一昨日のフィンランド戦で感動の大逆転劇を見ることができた。2回戦終了時点でアジアで一勝しているのは日本だけ。今日のオーストラリア戦も快進撃を見せてほしい」と記した。

日本は27日のフィンランド戦で最大18点差をつけられながら、富永啓生(22=ネブラスカ大)河村勇輝(22=横浜BC)らの活躍で最終第4Qに大逆転。世界大会では17年ぶりの白星をもぎ取っていた。

サッカー界のビッグネームは、バスケットボール界でも大きな仕事を成し遂げてきた。2015年には日本バスケットボール協会会長に就任。分裂していた男子リーグを統一し、Bリーグを発足させるなど改革を実行した。それだけに、日本代表への思いは誰よりも強い。