22歳コンビが「100%」の大活躍だ。

ポイントガードの河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)と、シューティングガードの富永啓生(ネブラスカ大)が前半の第1、2クオーター(Q)を終えて、ともにシュート成功率100%と驚異の精度を発揮した。

17ー19とリードを許して迎えた第2Qでは、172センチの河村がビッグマンがそろう敵陣深くへと鋭いドライブからのレイアップがさく裂。12得点を積みあげた。

その活躍に感化されたように、富永も持ち味の3点シュートを次々にリングに放り込み、前半だけで4本中4本を沈めて16得点を挙げた。50-37と一気に逆転する展開に、大きく貢献した。

河村は22年3月、東海大を中退して横浜に入団する際に、「日本を代表するポイントガードとなって、2年後のパリ五輪に出場することが目標。そこに近づくためにどうするか考え、この決断に至った」と述べた。その目標とする舞台へ、あと1勝の大一番で見事なプレーを続けた。

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