2020年東京オリンピック(五輪)の新種目として注目される3人制バスケットボール。その強豪チーム「立川ダイス」が展開するチアダンススクールが「Fairy DICE(フェアリーダイス)」だ。幼児から中学生まで約100人が所属し、「立川のアイドル」として活動している。

幼児から中学生までがチアとして活動する「フェアリーダイス」
幼児から中学生までがチアとして活動する「フェアリーダイス」

ファアリーダイスは、東京・立川市を拠点に幅広く活動している。アリーナ立川立飛校、泉体育館校、柴崎体育館校の3つのスクールに所属する約100人が、同市を中心とした地域イベントに出演している。

同市を拠点にしたスポーツチームは、東京ヴェルディ(Jリーグ)、アルバルク東京(Bリーグ)、立川・府中アスレティックFC(Fリーグ)など数多くある。

フェアリーダイスは立川ダイスだけでなく、アルバルクの開幕戦や、ヴェルディの試合のオープニングショーなどに出演。石川ボクシングジム立川の主催試合では、リング上やリングサイドでパフォーマンスを披露している。

スクールディレクターの新條恵美子さんは「立川でのさまざまなパフォーマンスを通して、逆に立川の皆さんに応援され、子供たちもそれに励まされ、楽しみながら地域のイベントに参加しています」という。

立川市は映画、ドラマ化もされた漫画「聖☆おにいさん」の舞台としても注目されている。フェアリーダイスは、作品にも登場する「オニ公園」で毎年開催される「鬼うまフェス」にも参加。ティンカーベルや不思議の国のアリスなどの仮装パフォーマンスでイベントに花を添えている。

【元NFLチアリーダー松崎美奈子】

◆立川ダイス 3人制バスケのトップリーグ「3x3 EXE PREMIER」に所属。2018年シーズンは男女とも日本一を達成し、女子は世界大会で優勝した。東京五輪の日本代表候補に男子・杉浦佑成、女子・浅羽麻子の両選手が選出。