新城幸也(バーレーン・ビクトリアス)の同僚、ジーノ・メーダー(24=スイス)が頂上ゴールを制し、グランツール初勝利を挙げた。

ダリオ・カタルド(イタリア=モビスター)、バウケ・モレマ(オランダ=トレック・セガフレード)と逃げ集団を形成していたメーダーは残り3・3キロでアタックし、そのまま独走で逃げきった。前日のステージでミケル・ランダ(スペイン)が落車リタイアし、総合を狙うエースを失っていたチームを元気づける勝利だった。12秒遅れの2位にエガン・ベルナル(コロンビア=イネオス・グレナディアーズ)、3位にダニエル・マーチン(アイルランド=イスラエル・スタートアップネーション)が入った。

前日まで総合首位のアレッサンドロ・デマルキ(イタリア=イスラエル・スタートアップネーション)は24分49秒遅れの136位と大きく遅れ、替わって29秒差の12位でフィニッシュしたアティラ・バルタ(ハンガリー=グルパマ・FDJ)がマリア・ローザに袖を通した。11秒差の2位にレムコ・エベネプール(ベルギー=ドゥクーニンク・クイックステップ)、16秒差の3位にベルナル。

新城は24分49秒遅れの114位で、総合は51分47秒遅れの127位。