チーム右京のネイサン・アール(33、オーストラリア)が個人総合優勝した。4日間合計418・1キロを10時間31分40秒で走破した。

アールは第1戦の信州飯田ステージで優勝、ボーナスタイムを加え、2位の同僚ベンジャミン・ダイボール(オーストラリア)に7秒差をつけた。第2戦の富士山ステージは優勝したダイボールと同タイムの2位。第3戦の相模原ステージは20位だったが、その差を守った。最終戦はトップ集団に入り、15位でフィニッシュ、グリーンのリーダージャージーでラインをまたぐと、左手を突き上げ、喜びを表した。

最終戦は大井埠頭を16周回するコースで争われ、チーム右京のレイモンド・クレダー(オランダ)が、2時間17分22秒でゴールスプリントを制して優勝した。チーム右京は今大会4戦3勝で団体総合優勝にも輝いた。