日本自転車競技連盟が28日、会見を行い、24年パリ五輪トラック種目の戦略として、団体種目でのオリンピック(五輪)出場を目指す方針を明らかにした。

チームスプリントや団体追い抜きで出場枠を得ると、ケイリンなどの個人種目にも出場できる。東京五輪は団体種目での出場枠を逃していた。

なお、女子のチームスプリントは、今年10月の世界選手権の結果で判断する。ジェイソン・ニブレット短距離ヘッドコーチは「五輪出場ができる8位以内が条件」と明言した。

トラック種目のパリ五輪出場枠は23年シーズンが対象。同年8月の世界選手権(イギリス・グラスゴー)を中心に、ネーションズカップ(旧W杯)や、アジア選手権などが対象となる。