内野艶和(つやか、21=日本競輪選手会)が、銅メダルを獲得した。同種目でのメダルは、15年フランス大会の上野みなみ(銀メダル)以来、8年ぶり2人目。女子の現役競輪選手としては佐藤水菜(21、22年のケイリン)に次いで2人目で、中距離のメダルは史上初めて。今大会3個目のメダルとなった。

ラスト1周時点ではポイント順で8位タイ。最後の1周から先頭に立って逃げ切り、10ポイントを獲得したことで、メダル圏外から3位に入った。「ゴールしてから(3位だと)気付きました。少しでも上に行けるとは思ったんですけど。ちょっと驚いています」と興奮気味に語った。

ポイントレースは、オムニアムを構成するレースの1つで規定周回にゴールを通過した順に得られるポイントを争う。通常は5、3、2、1の順だが、最終周回だけはポイントが倍。