愛称「りかしん」こと紀平梨花(24=鹿島)西山真瑚(24=オリエンタルバイオ)組が、結成2季目で初の国際大会に臨んだ。紀平にとってはシングル時代の22年11月のグランプリ(GP)シリーズ・エスポー大会以来、3年10カ月ぶりの国際舞台。RDに臨み、61・37点をマークし、8位発進とした。
紀平は「今日は落ち着いて滑ることができた。ツイズルもすごく良いものが出せた。初めての国際大会で60点に乗せることができて、私にとってはすごく大きな収穫だったなと思います。良い緊張感で、落ち着いて楽しく滑れたのは良かった。たくさんのお客さんが待ってくださっていたと感じました。ここをスタートにどんどん上がっていけるといいなと思います」と安堵(あんど)の表情。西山は「自分たちができる最大限が出し切れたので、まずはうれしく思っています」とうなずいた。
「Golden Hour/This Is What Falling In Love Feels Like」の柔らかい曲調に乗せ、冒頭でリフトを披露。ツイズルやパターンダンスも落ち着いた滑りを見せ、中盤からは明るい表情も浮かべながら舞った。キス・アンド・クライに座ると、そろって「ありがとうございました」と感謝した。
紀平は女子シングルで19年から全日本選手権を2連覇しながら、右足首の故障で昨年10月からアイスダンスに転向。4大陸選手権出場などの実績がある西山とカップルを組み、3年ぶりの出場だった全日本選手権は4位だった。
今年2月のミラノ・コルティナ五輪には届かなかったが、フランス・アルプス地域での30年五輪を大きな目標としている。


