どーもです。連日紹介してきたダンロップスポーツ「XXIO12」シリーズですが、いよいよオオトリのアイアンです。このアイアンも先代はめっちゃぶっ飛んでていた印象だったので、今回打ってみて正直物足りなさはありました。でもその代わりといってはなんですが、いろんな意味で安定性が増したように感じました。さっそく、いってみましょう。
まずは見た目から。
構造的には、先代同様のポケットキャビティタイプですね。
フェースはラージ。形状的には先代とほぼ同じかな。
ソール幅はフェースの大きさからしたらセミワイド。トウ側バックのボリュームが増した感じがありました。なお、#5~7はトウ側ソール部分にタングステンニッケルウエートを装着しているようです。
ネックはグース。ボディはファットで、いかにも低・深重心を意識したモデルといった感じでした。
構えてみるとこんな感じ。もう歴代XXIOの流れもあってか、もはや完成系なんでしょうね。先代と大差ない印象でした。
今回試打したのは、オリジナルスチールシャフト「NSPRO850GH DST for XXIO」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角28度、ライ角62.5度、長さ37インチ、総重量407g、バランスD1。シャフトスペックは、重量87g、トルク3.0、中調子。
試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用。
持ってみた感覚ですが、重量的には軽め。グリップも細めです。スチールシャフトですが、手でしならせてみるとそこそこしなる印象で、しなりポイントはちょうど真ん中辺り。ワッグルしてみても、けっこうヘッドは動きます。素振りしてみると、バランス以上にヘッドを感じました。
実際に打ってみると、まず飛距離でいえば、先代に軍配です。飛距離を求めるのであれば、XXIO12にする必要はないかなって思います。このアイアンもHB同様スピン量はほぼ変わらないのに飛距離が落ちていました。データ的には、このアイアンも初速約3m/s低下していましたが、ボクの感覚としては芯を外しているな感覚はなかったんですけどね・・・(汗)。ただし、XXIO12が手に入れた武器は直進安定性かなって。先代は腐れフックもチラホラ出てしまいましたが、今回 はよほどつかまえようとしなければ出ませんでした。仮にミスヒットしてたいたとしても、これだけ飛んで弾道がそろえばいうことなしかなって。本来のアイアンの目的、「狙ったところにボールを運ぶ」という意味では、それをオートマチックに、より精度が高く遂行できるモデルになっていたような気がします。
スカイトラックの弾道データはこんな感じで
その各球データはこちら
【3球平均】
HS38.6m/s、初速49.2m/s、打ち出し角18.3度、バックスピン量4441.6rpm、サイドスピン-488.0rpm、飛距離175.3y
【ベスト】
HS38.9m/s、初速49.5m/s、打ち出し角18.2度、バックスピン量4345.9rpm、サイドスピン-498.8rpm、飛距離177.7y
打感は弾き系。もうこれは歴代XXIOの打感ですね。音は高音系。
弾道はこんな感じで
そのスカイトラックデータはこんな感じ
弾道的には高弾道。ロフト角を考慮すれば、超高弾道ですね。歴代モデル同様、めっちゃ球は上がりやすいと思います。スピン量も先代とほぼ同等ですが、なんで初速が下がっているのか不思議です。芯を外していたような感覚は無かったんですけどね・・・
出球傾向は、ボクのスイングで軽いドロー系ですが、ボク的にはほぼストレートといってもいいくらいですw UT同様、真っすぐ打ち出してそこから気持ち左に曲がる印象でした。
シャフトフィーリングですが、スチールにしてもややしなり感多めですね。感覚的にはウッド系とほぼ同じですが、切り返しでのしなり感はそこまでではないけど、ダウンスイングでのしなり戻りはスチールにしてはややクイックな印象でした。
今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS38~40m/s辺りにオススメ。スイングタイプはボディターン系に合いそうですが、ボクが打てたのでプチヒッタータイプでも受け入れてくれそうです。持ち球的には、フェード~スライス系でしょうが、意外にもボクでもあの弾道が打てますからね!! 飛距離を捨ててでも(メーカー的には、そんなつもりはないでしょうけど!)、直進安定性やミスヒットしても変わらない弾道を目指したアイアンかもしれません。今回カーボンシャフトモデルを試打していませんが、カーボンモデルは飛んだりして!?
「XXIO12」シリーズの総括ですが、「XXIOエックス」を試打できていない状況で結論づけるのは速いかもしれませんが、よりすみ分けをハッキリさせたのかもしれませんね。HBでも書きましたが、仮に40歳で初代を手にした人が使い続けたとしたら、還暦オーバーですからね。長く続くブランドとしては、ユーザーの加齢も考慮して行く必要があるのも事実でしょうね。おそらく「XXIOエックス」は40~50代の使用を意識したモデルになっていると思っています。まもなく試打できると思いますので、その辺もしっかり確認したいと思います。
<ダンロップスポーツ「XXIO12」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:8▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:6▽ミスの許容度:10
■ヘッド:ボディ=(#5~#7)SUS630ステンレス+高比重タングステンニッケル(#8~SW)SUS630、フェース=チタン(Super -TIX 51AF)
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「NSPRO850GH DST for XXIO」(S=87g/3.0、R=83g/3.3/中調子)。カーボンシャフト「MP1200」(S=50g、SR=49g/4.0、R=47g、R2=45g/4.1/中調子)
■価格:スチールシャフト装着モデル5本(#6~PW)セット11万円、単品(#5、AW、SW)各1本2万2000円。カーボンシャフト装着モデル5本セット13万7000円、単品各1本2万7500円。全て税込み












