どーもです。今日紹介するのは、ヨネックスのニューモデル「EZONE GT」シリーズのFW、3Hです。浅重心の3D、深重心の3Hと2モデルをラインアップですが、深重心の3Hから紹介すべきでしたが、もはや後の祭りですね(汗)。そんなわけですが、さっそくいってみましょう。


まずは見た目から。


昨日紹介した3Dはヘッド体積150cm3と小振りでしたが、3Hは165cm3と15cm3大きくなっています。でも、見た目では気が付かない程度かな。深重心モデルというだけあってウエートはソール後部に配置ですが、まあ、こっちがデフォルトモデルでしょうね。

フェースはセミディープ。見た目的には3Hとほぼ同じでした。

ボディはシャロー。3Dに対しても気持ちシャローに見えました。

後ろ姿です。

構えてみるとこんな感じ。3Dと並べてみるとややクラウンの投影面積が大きめでした。フェースの丸い位置ですが、3Hもややネック寄り。FWはつかまりを意識しているのかもしれません。

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「RK-03GT」Sフレックス装着モデルの3H。スペックは、ロフト角15度、ライ角58度、長さ43.25インチ、総重量317g、バランスD1。ヘッド体積165cm3。シャフトスペックは、重量63g、トルク3.4、先中調子。

持ってみた感覚ですが、重量的にはやや軽め。グリップは太め好きなボクが許せる範囲ですが、この辺は3Dと一緒。シャフトを手でしならせてみると、ドライバー同様やや柔らかめで、しなりポイントは真ん中よりもやや先辺りでした。ワッグルしてみると、3D同様ヘッドがやや動くイメージ。ここまではほぼ同じフィーリングですが、素振りした感覚は3Dに対してややしなり感が大きめに感じました。


実際に打ってみると、正直、出球の見た目的には3Dと大差ないイメージでした。球の上がり方もほぼ同じですが、そう考えると3Dがかなり扱いやすいモデルなのかなって思います。でもスカイトラックのデータを見比べてみると、差があったのはスピン量。ボクの打点のバラケもあると思いますが、ややバラツキのあった3Dに対して、3Hは安定して約2700rpm。深重心モデルの3Hのほうがより簡単に、安定して好弾道を得られる印象で、3Dはよりたたけて、1発の飛距離も期待できるモデルだと思います。


スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら


【3球平均】

HS42.4m/s、初速58.9m/s、打ち出し角15.3度、バックスピン量2742.1rpm、サイドスピン-222.3rpm、飛距離233.2y

【ベスト】

HS43.0m/s、初速59.7m/s、打ち出し角14.9度、バックスピン量2770.7rpm、サイドスピン-198.2rpm、飛距離236.4y


打感はソリッド系。ドライバーほどマイルド感はなく、弾き感とマイルド感がちょうど半々イメージ。音はドライバーよりも気持ち高め。ともに3Dとほぼ同じ感覚でした。


弾道はこんな感じで


そのスカイトラックデータはこちら


弾道的には高弾道。オートマチックに球が上がりやすいモデルで、3Dに対しても上がりやすいイメージでした。前述通りに、スピン量は安定の2700rpm台。安定した弾道で、安定した飛距離を打てるモデルだと思います。


出球傾向は、ボクのスイングでほぼストレートから軽いドロー系。ボクのスイングによる打ち出し方向のバラけはありますが、打ち出した方向にほぼストレートにいってくれました。


シャフトフィーリングおよび振り感ですが、メーカーがうたう通りの先中調子系の動きです。切り返しからダウンにかけてややヘッドが加速するイメージで、しなり感もしっかり感じられるけど、3Dよりもしなり感があって、ややヘッドの動きも感じやすいイメージでした。


今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~42m/s辺りにオススメ。この3Hは、確実に打ちやすさを意識したオートマチックモデル。3Dよりも気持ち球も上がりやすいのですが、両者ともいわゆるオートマチック系でした。ドライバーが450&425と2モデルラインアップなので、それに対応するFWなのかもしれませんが、ぶっちゃけですよ、果たして敢えて2モデルをラインアップする必要があったのかというと、正直首をかしげざるを得ないといった感じでした。

<ヨネックス「EZONE GT 3H」FW>

■KAZ’sインプレッション(10点満点)

▽飛距離:9▽上がりやすさ:9▽操作性:9▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:8

■ヘッド:ボディ=SUS630ステンレススチール、フェース=マイティマレージング、クラウン=高強度カーボン、ウエートビス=タングステン合金

■ロフトバリエーション:3D=14.5度、3H=15度、5W=18度、7W=21度

■シャフト(重量/トルク/調子):「RK-03GT」(S=63g/3.4、SR=58g/3.9、R=51g/4.5/先中調子)

■価格:各1本4万1800円 ※税込み

■発売予定日:2021年3月11日