どーもです。PRGRのニューモデル「スーパーegg」シリーズを試打できました。かつては“金エッグ”の名称で親しまれていましたよね。この「スーパーegg」シリーズは、いわずとしれた禁断の高反発モデルで、2017年以来のモデルチェンジだと思いきや、2019年にドライバー&FWは発売されているとのことでした。これは試打できていませんが、念のため2017年モデルのドライバーとFWを紹介しておきましょう。今作も「HS43m/s以上の方は使用をご遠慮ください」とうたっていますが、今のボクはHS42m/sなので「スーパーegg」シリーズのターゲット層に入ってきたようです。とはいえ、ちょっと調整しての試打です。というわけで、ドライバーからいってみましょう。
まずは見た目から。
改めてですが、この「スーパーegg」シリーズは高反発モデルで、ルール適合外です。ヘッド体積もルールの上限を越えた485cm3となっています。
フェースはシャロー気味かな。でもトップラインの中央部がこんもり盛り上がってボリュームがある感じなので、有効打点距離は長そう。
ボディはフェースがシャロー気味に見えたことを考えると、ややセミディープ系ですかね。でも、ヒップダウン気味なので、低深重心は意識していそうかな。
後ろ姿です。クラウン中央部がこんもりしていて、ソールも中央部が凹んだ、ドライバーとしてはある意味独特な形状になっていました。
構えてみるとこんな感じ。クラウンの投影面積は大きめですが、トウ&ヒールが低く、中央部から後部にかけてのこんもり感は、過去に見たことのなるデジャヴ感が…w
今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「M-40」(SR)装着モデル。スペックは、ロフト角10.5度、ライ角59.5度、長さ45.75インチ、総重量283g、バランスD0.5。ヘッド体積485cm3。シャフトスペックは、重量43g、トルク7.4、元調子。
試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。
持ってみた感覚ですが、重量的にはかなり軽め。グリップもかなり細めです。シャフトを手でしならせてみると、かなり柔らかめでしなり感たっぷり。まあその辺は想定通りですけど、見た目でも結構細めだったりします。しなりポイントはほぼ真ん中に感じました。ワッグルしてみると、想像通り、かなりヘッドが動きます。素振りしてみても、かなりヘッドが走って、しかも返る印象で、普段通りに打ったら持ち球の「腐れフック必至!」と感じさせる何かがありました。
冒頭書いた通り今のボクは平均HS42m/sですが、ちょっと調整して40m/sイメージで試打。すると、いきなり芯を食った手応えのショット!! 弾道も打ち出し角が高く、バチコーンと大きな弾道で、しかもスピン量も少なめのイメージでした。さらに、とにかく初速が速そうな感じでした。「これは?」と思ってスカイトイラックの数値を確認すると「初速62.9m/sで254.7y!!」。さすが、高反発モデル、初速が速いっす!! 2017年モデル試打時は高反発モデルでもマックス飛距離240.3yでしたからね。これを“クラブの進化”と捉えるのか、“自分の劣化によってクラブの恩恵を受けた”と捉えるのかは個人的な問題ですが、何はともあれ、さすが高反発でした。もちろんルール適合外モデルですが、さまざまな事情で飛距離を諦めていた方が、その飛距離を取り戻せる可能性は、かなり高いのではと思うような気配を感じました。
スカイトラックの弾道データはこんな感じで
その各球データはこちら
【3球平均】
HS42.7m/s、初速61.9m/s、打ち出し角16.4度、バックスピン量2684.4rpm、サイドスピン-205.1rpm、飛距離250.2y
【ベスト】
HS43.4m/s、初速62.9m/s、打ち出し角16.1度、バックスピン量2735.6rpm、サイドスピン-117.3rpm、飛距離254.7y
打感は弾き系。いい感じに弾いている感じで、決して硬さは感じません。音はやや高めかな。
弾道はこんな感じで
そのスカイトラックデータがこちら
なお、いつもの感覚で打ってみたのがこちらで
そのスカイトイラックデータはこちら
弾道的には超高弾道。前述通り大きな弾道ですが、何がつらいって、いつもの感覚で打っても大差ないことだったりします(笑)。HS40m/s感覚で振っても、いつもの感覚で振っても、計測値上は飛距離3yしか変わらないって…。いかに普段のスイングでヘッドが走っていないのかを痛感させられました。
出球傾向は、ボクのスイングで、打ち出し方向にほぼストレート。つかまりはかなりいいイメージ、フッカーのボクには、やや逃がし気味の意識が必要でしたけど。
シャフトフィーリングと振り感ですが、かなり柔らかめでしなりも大きいので、いつもの感覚で打つと振り遅れてしまいそうな雰囲気はありました。ボクが、HS40m/sイメージ&ちょい逃がし感覚で打っていくと、前記のような弾道でした。
今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS38~40m/s辺りにオススメ。ある意味究極のオートマチック系クラブ。スイングタイプ的には払い打ち系、持ち球的にはスライス向けといえるでしょう。「高反発モデル=ルール適合外」なので、そもそもゴルフクラブとして認めないという意見をもっている方もいると思いますが、ゴルフをレジャーとして楽しむアマチュアがいて、飛距離が理由でゴルフから引退する人もいる以上、ボクはこういうクラブがあってもいいと思います。そして今回、自分がこの年になって、「高反発って本当に飛ぶんだ!!」と実感させられました。しかも、ゆったり調整して振っても、いつものイメージで振っても大差ないという事実を突きつけられました。この点において個人的には、自分のスイングについて、めっちゃ考えさせられるクラブとなったのでした(汗)
<PRGR「スーパーegg」ドライバー>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:10▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:10
■ヘッド:ボディ=チタン(Ti-8AL-1V-1Mo)、フェース=チタン(DAT55G)
■シャフト(重量/トルク/調子):「M-40」(SR=43g/7.4/元調子)、「M-37」(R=42g/7.7/元調子)、「M-35」(R2=41g/7.8/元調子)。
■価格:1本13万2000円 ※税込み













