2000年度生まれ「ミレニアム世代」の古江彩佳(20=フリー)が今季2勝目、アマチュアだった昨季の1勝を含め、ツアー通算3勝目を挙げた。

首位で出て3バーディー、1ボギーの70で回り、通算12アンダー、204でホールアウト。最終18番パー4で、決めれば優勝という5メートルのバーディーパットを決めきれず、1つ前の組で回っていた酒井美紀と並んだが、プレーオフ3ホール目で決着をつけた。パー4の第2打を30センチにピタリ。酒井がパーでホールアウトしたのを見届けた後、バーディーパットを決めた。酒井は、6年ぶりのツアー3勝目とはならなかった。

イ・ボミ、ユン・チェヨン、ペ・ソンウ(いずれも韓国)が、通算10アンダーで3位となった。

22歳の誕生日を迎えた渋野日向子は、5バーディー、2ボギーの69で回り、通算4アンダー、212で23位となった。今大会で日米合わせて10試目の今季としては、9月の米ツアー・ポートランド・クラシックの24位を上回り、最高順位となった。