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22位、笑顔の完走果たす/青学大特集9

1月2日、午前8時。真っ青な空の下、大手町からランナー達が飛び出しました。向かうは芦ノ湖。33年ぶりの出場となる青学大はフレッシュグリーンのユニホームに身を包み、1区の荒井がスタートを切りました。

私が担当した2区の保土ケ谷駅周辺では、沿道のあちこちで「青山学院大学」の旗が見え、歓声もちらほら。私たちにとってはこの光景は生まれて初めて見るもので、旗を振る皆さんはとても楽しそうでした。観客同士が話したり情報を交換し合うのを見て、箱根駅伝というある種お祭のような雰囲気を肌で感じました。

それから、OB、OG含め、学生はもちろん「甥が青学に通っているの」と応援に駆けつけてくれたおばあさんもいらっしゃいました。メディアの注目もあり、温かい目で見守ってくれる駅伝ファンの方もたくさんいらっしゃることをあらためて実感しました。

「とにかく襷を繋いで、完走してほしい。いい思い出をつくってほしいですね」。そう語るのは、33年前青学大が敗れた年の春に入学したという卒業生の2人でした。

レースはというと、1区を走る荒井は21位で襷を2区の松尾に繋ぐ。花の2区というだけあって、順位の変動が激しい。山梨学院大のモグスが先頭で入ってきたのを皮切りに、続々と選手が走ってきました。沿道で写真を撮っていたため間近で選手を見ましたが、息が上がっている様子はなく安心しました。

その後、3区の米沢が快走を見せ18位まで順位を上げる。その後4区を走る先崎が19位で往路最終の佐々木につなぎ、往路は22位でフィニッシュしました。

2日目の復路は、23位の城西大とともに繰り上げスタート。9区は当日エントリー変更された2年生の辻本。復路で順位を1つ上げ、保土ケ谷を22位で通過しました。前との差は縮まっており、疲れている様子もありません。

大手町に戻ってきたアンカー宇野を、緑の旗が迎える。みんなの歓声を浴び、東海大を抜き去り復路18位でフィニッシュ。大きな節目となった今大会は、総合22位で幕を閉じました。

33年前、襷が途切れたゴール手前150メートルの地点を駆け抜け、見事襷をつなぎ笑顔で完走を果たしました。シード権獲得には届かなかったものの、来年また箱根路で会えるのを楽しみにしています。(青山スポーツ=若林真実)

◆青山スポーツ 陸上、野球、バレーボール、バスケットなど青山学院大の各体育会の試合結果や活動の様子を学生の視点から皆さんにお伝えしています。2003年にサークルができて今年で5年目。部員わずか10人(うち女子8人)という小所帯ですが、新聞は年に4回発行。学生だけでなく、多くの人々に喜ばれるような新聞作りを心がけています。新聞は青山、淵野辺両キャンパスで読むことができます。ぜひ1度「青山スポーツ」を手にとってみてください。

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