第85回箱根駅伝青山学院大特集第３回 : nikkansports.com

青山スポーツ記者の箱根日記／青学特集３

　１０月１８日の予選会で３３年ぶり出場を決めて以来、「青山スポーツ」もが然、忙しくなりました。青山スポーツに「箱根の記事が書きたくて入った」という野中雅子記者（３年）。誰よりも箱根駅伝に愛情を注ぐ野中記者の日記を紹介します。

◇１０月１８日　青山学院大学、３３年ぶりの箱根駅伝出場決定。選手たちともっと喜びを分かち合いたいと思いながらも、歓喜の涙が乾かないうちに箱根出場号外の作成にとりかかります。

◇１０月１９日　号外作成スタート。毎日１人での作業に心が折れそうになるが、選手のため、頑張るしかない！

◇１１月１日　箱根駅伝出場記念号外完成。キャンパス内に新聞を設置していたら、選手たちがさっそく新聞を取りにきてくれました。青山スポーツの活動の中で一番うれしい瞬間を目に焼き付けエネルギーを補充。

◇１１月１５日　年末に発行する箱根駅伝号のための企画会議。他のメンバーの前で紙面の構成・企画をプレゼンしました。青山スポーツにとって初めての箱根号作成。ミーティングにも熱が入りました。

◇１１月２０日　箱根駅伝号のための、相模原の淵野辺キャンパスに取材へ。陸上部の寮近くにある市営の競技場に行ってきました。この日は大切なレース前ということもあり、選手たちの表情にも一段と気合が入っていました。練習を取材したあとは、監督の車に乗せてもらい寮へ。雑談をしながらも、いいお話を聞かせてもらいました。最後に選手のみなさんにお礼を言い取材終了。選手のみなさんのアスリートとしての凛々しい表情と学生らしい一面を見ることができ、充実した時間を過ごすことができました。

◇１１月２２日　箱根駅伝本番の撮影ポイントの打ち合わせ。少ない人数でやりくりするのは大変…。

◇１２月１日　箱根駅伝号の制作開始。

◇１２月１０日　箱根駅伝の１６人のエントリー発表。東京都内の恵比寿ガーデンプレイスで行われた記者会見に日刊スポーツの取材で行ってきました。「予定通りの選手と外れてしまった選手」に一喜一憂しながら、監督と主務さんの熱い決意を聞き、「いよいよだな…」と気合が入る。トークバトルでは各大学の監督の白熱した舌戦に思わず手に汗を握ってしまいました。

◇１２月１７日　なんとか箱根駅伝号完成。今年１年、ほぼ１人で陸上部を取材し続けた集大成です。

　青山スポーツではまだまだたくさんの箱根駅伝へ向けた取り組みをしています。学生スポーツ新聞の記者として、出場校の在校生として、また箱根駅伝のファンとして。いろいろな立場からもっと箱根駅伝の楽しさを伝えていこうと思います。本番まであと少し。青山スポーツも本番に向けラストスパートです。

◆青山スポーツ　陸上、野球、バレーボール、バスケットなど青山学院大の各体育会の試合結果や活動の様子を学生の視点から皆さんにお伝えしています。２００３年にサークルができて今年で５年目。部員わずか１０人（うち女子８人）という小所帯ですが、新聞は年に４回発行。学生だけでなく、多くの人々に喜ばれるような新聞作りを心がけています。新聞は青山、淵野辺両キャンパスで読むことができます。ぜひ１度「青山スポーツ」を手にとってみてください。