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フリードで箱根を走った!/青学大特集5

ミニバン「フリード」
ホンダのミニバン「フリード」

 選手はいったいどんなコースを走るのでしょうか。中でも興味があるのが、ある選手が「箱根駅伝にしかないコース」と話してくれた「山上りの5区」。こんなことを言われると、どれだけすごい区間なのか気になります。でも、そこは鍛え抜かれた選手が走るコース。一般人が走り切るのはムリ…。そこで今回は箱根駅伝をサポートするホンダから、当日、各チームに提供されるミニバン「フリード」をお借りして、箱根の山に挑んできました。

 小田原中継所からスタート。中継所を出てすぐは、市街地の平たんな道がしばらく続きます。箱根湯本駅を過ぎると最初はぼんやりとしていた険しい山々が目の前に迫ってきます。フロントガラスから見るその姿は、圧倒的でした。そして、テレビ中継でお馴染みの函嶺洞門をくぐると、いよいよ本格的な山道が始まります。

 坂道の勾配のキツさは、車の座席に座っているだけでも分かります。後方に引っ張られるような感覚。最高地点874メートルを駆け上るだけあって、登り坂は急です。さらにはグネグネと続くカーブに、山頂に近づくにつれ下がる気温。箱根湯本で17度あった気温が山頂部では7度まで下がりました。箱根路の戦いは過酷を極めます。

 そうこうしているうちに、山頂を通過。その後はゆっくりとした下り坂が始まります。そしてついに芦ノ湖が見えてもうすぐゴールかと思いきや、意外とここからが長い。山中とは一転して、平らな道がダラダラと…。疲れきった選手には辛いだろうなと思いつつ、箱根神社の一の鳥居をくぐると、ようやくゴール。快適な空間を提供してくれる車に乗ってやっとたどり着いたゴール。だけど、選手は自分の足のみで駆け抜けるのです。心身ともにタフじゃないと、とても山は乗り越えられないと実感しました。(青山スポーツ=野中雅子)

 ◆フリード ホンダが2008年5月に発売したミニバン。今回、各チームをサポートする運営管理車として選手と一緒に箱根路を走る。1500ccのコンパクトサイズながらゆとりの3列シートで、最大8人まで乗車できる「大きさ」が魅力。「Freed」はFreedom(自由)からの造語。価格は3列シート7人乗りが161万円から、同8人乗りが172万円から(いずれも消費税抜き)。ホンダは03年度から箱根駅伝に協賛。燃料電池車「FCXクラリティ」1台を大会本部車両として、フリードを運営管理車として提供。また沿道の販売会社や箱根・芦ノ湖畔の往路ゴール付近で特設ブースを設置。豚汁やグッズを配布し、大会を盛り上げる。

◆青山スポーツ 陸上、野球、バレーボール、バスケットなど青山学院大の各体育会の試合結果や活動の様子を学生の視点から皆さんにお伝えしています。2003年にサークルができて今年で5年目。部員わずか10人(うち女子8人)という小所帯ですが、新聞は年に4回発行。学生だけでなく、多くの人々に喜ばれるような新聞作りを心がけています。新聞は青山、淵野辺両キャンパスで読むことができます。ぜひ1度「青山スポーツ」を手にとってみてください。

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