ラグビーの国際統括団体ワールドラグビーは15日、年間表彰の一つにファン投票で選ぶ「ワールドカップ(W杯)最高の瞬間」部門の新設を発表し、イングランド大会1次リーグで日本が南アフリカから金星を挙げた試合が4候補のうちの一つに入った。投票は交流サイトのフェイスブックと連動し、同日から始まっている。

 日本戦以外の候補は、2003年大会決勝でイングランドのSOウィルキンソンが延長戦終了間際に決めた劇的なDG、1999年大会でフランスがニュージーランドを破った準決勝、95年大会準決勝のイングランド戦でニュージーランドのWTBロムーが相手をなぎ倒して決めたトライが挙がっている。投票は31日に締め切られ、表彰式は11月1日に行われる。