ラグビー日本代表NO8アマナキ・レレイ・マフィ(25=NTTコミュニケーションズ)が20日、京都市内の母校花園大を訪れた。W杯での活躍を評価されて、大学から「スポーツ賞」を授与された。

 マフィは、ラグビー部の後輩ら約300人を前にマイクを握って「大学の皆さんには本当に心から感謝しております。江森(隆史)監督には言葉にならないぐらい感謝しています。ラグビー部の監督として、時には息子のようにみてくれた。教えてもらったことは決して忘れません。花園大の経験がなければ、僕はここまでこれなかった」と感謝の言葉を口にした。

 その後は、座談会にも参加。ラグビー部の川勝主一郎総監督(83)から「本当の本当に、南アフリカに試合前から勝てると思っていた?」と突っ込まれて「難しいですね。本当は勝てないと…、ちょっと思っていた」と苦笑い。母校のフィーバーを見て「盛り上がっていますね。昔はラグビーを誰も全然、知らなかった。大学時代は声をかけられることは少なかった」と感慨深げだった。