ラグビーのW杯イングランド大会の審判選定委員会が準々決勝のオーストラリア-スコットランド(18日)で誤審があったと認めたことをめぐり、オーストラリアのチェイカ監督は20日、国際統括団体ワールドラグビー(WR)の対応について「不公平だ」と非難した。英BBC放送(電子版)などが報じた。

 同監督は「主審に同情する。なぜ判定が公開で再検証されなければいけないのか。今までこんなことは見たことない。審判団が彼を支持することを望む」と述べた。

 同委員会は声明でオーストラリアの決勝PGにつながったスコットランドのオフサイドの判定を検証した結果、オーストラリアのスクラムでの再開が適切だったとした。